最近の新宿御苑、この見事な森っぷりを見て、クマとは言いませんが、なにか生きてるんじゃないかとネットで調べてみましたら、いました、タヌキが。え〜と、比喩でも暗喩でも隠喩でもありません、本物のタヌキの存在が確認されているようです。じつは、23区内においては、大正から昭和20年代のあいだにタヌキは消滅したとされていたそうです。ところが、90年以降、頻発するタヌキ情報をうけて調査。そのレポートがこちらのPDFファイル「東京23区内で得られたホンドタヌキの生息状況」。すこし紹介すれば、2002年〜2005年の間に40地点での生息情報が得られたとあり、新宿御苑においては、足跡、フンが確認、さらに、赤坂御用地〜みなみもと町公園を通り、JR沿いを新宿御苑方向に移動するタヌキ親子が目撃されています。つまり繁殖があり、定着しているということのようです。この写真の森の中のどこかにタヌキの親子がいるんです。