デザインガトッテモジョウズ エムキュウデザイン

エムキュウデザイン、2013年9月20日のニュースです。

『貸しポジ写真展』(貸しポジとは何か)

2013年9月20日(金)

 最近、ネット上のニュースや配信されてくるブログのタイトル画像に、『貸しポジ』と思われる画像をよく見る。今、貸しポジ業界には価格破壊がおきているから、ずいぶん使い勝手がよくなったんだと想像する。レンタルと言いつつほとんどが買取りだろうし、媒体ごとや、公開エリアなど細かいメニューは、どんどん消えている。

 アマナさん、シャッターストックさんと、弊社でもずいぶんお世話になっているが、そもそも「貸しポジとは何か。」というお題は、とても深くて考察に値する問題だと思う。しかしその長々とした考察はまた今度にゆずるとして、本日は、弊社御用達「シャッターストック」さんの「1日25ダウンロードプラン:1ヵ月3万2千円」という破格サービスを利用して、世界初、貸しポジだけの写真展開催。

 写真のタイトルは、画像を探す際の「検索ワード」。画像は、結果の1ページ目に表示されたものの中からチョイス。

 表現とは何か、広告とは何か、イメージとはなにか、カテゴライズあるいはタグとは何か、検索とアーカイブ、そしてキュレーターの時代のコミュニケーションの方法論における問題が、ばかばかしくも芸術的に考察されると思う。

 つまるところ『貸しポジ』とは、言葉の着ぐるみなのである。

 さて、貸しポジによる「写真展」もいいけど、貸しポジの「家族」をデコラティブな額に入れて自宅のリビングに飾るひとがいたら、かっこよくない? ないか。

←前次→|>

→これまでの「ニュース」